大多喜町の景観への取組について

 大多喜町は、水と緑に囲まれた豊かな自然が織りなす四季折々の景観と、大多喜城のもとに栄えた城下町としての景観を色濃く残す町です。

 本町の景観行政の取組としては、平成11年に「大多喜町歴史的景観条例」を制定し、一定の地域の建築物等の新築や増改築に対して届け出を義務付けております。さらに、平成12年に「大多喜町景観整備事業補助金交付要綱」を制定することで、大多喜町らしい景観の保全及び形成に努めてまいりました。

 しかしながら時代の変遷とともに、古くからの大多喜町らしい景観を後世に伝える取り組みは、必ずしも十分とは言えない面が出てきております。

 そこで本町としては、第3次総合計画における、中心市街地の土地利用構想の中で、「快適な定住環境を確保するとともに「房総の小江戸」を目指し、街並み環境整備事業に基づく既存商店街の再生整備や文化資産を取り入れた景観づくりを進める」ことが盛り込まれ、今後はさらなる良好な景観づくりに励んでいきます。

 

景観行政団体へ

 大多喜町は、景観法第98条第2項の規定による景観行政事務の処理を行うことについて、千葉県と協議し、平成30年10月1日をもって「景観行政団体」へ移行します。景観行政団体へ移行すると、景観法に定められた景観計画を作成することができるようになるなど、景観行政をより主体的に進めていくことができる体制となります。

 今後、町民や企業のご意見を丁寧に聞きながら、より良い景観を守っていくための方向性について検討作業を行い、産業の育成にも配慮しながら大多喜町らしい景観づくりを考えてまいります。また、町民や企業に対して景観に対する意識を高めるための啓発等を行ってまいります。