姉妹都市

更新日:2024年03月29日

メキシコ・クエルナバカ市

友好の輪がひろがっています

額縁に入ったお城の写真を眼鏡をかけた男性と口ひげを生やした男性が2人で持っている写真

1997年にクエルナバカ市長を表敬訪問

メキシコの中心付近に赤い点がある地図

クエルナバカは首都メキシコシティの南部モレロス州にある、
人口約20万人の、温暖な気候に恵まれたリゾート地です。

模様が書かれたタイルがレンガの中に埋め込まれている写真

メキシコ通りにあるレリーフ

絵画のかけられた壁をバックに大勢のスーツを着た人が並んでいる記念写真

町長とともに親善訪問した大多喜国際交流会

日本とメキシコの友好関係は、17世紀までさかのぽります。1609年、ドン・ロドリゴ一行は「サンフランシスコ号」でフィリピンからメキシコヘ帰る途中、暴風雨に遭い、上総国岩和田(現在の千葉県御宿町)の沖合で座礁したところを地元の漁民たちに助けられました。

このことはすぐ大多喜城に報告され、城主・本多忠朝の温情で衣服や食物が与えられました。そして幕府から指示があるまでの37日間、一行は岩和田で過ごし、温かいもてなしを受けました。これがきっかけとなり、以後日墨間で交流が行われるようになったのです。

メキシコと日本の国交は続き、1888年には日墨修好通商条約が結ばれ、1897年には日本人のメキシコ移民が実現しました。太平洋戦争による一時的な国交断絶、大使館の焼失という事件もありましたが、1952年に国交が回復し、現在に至るまで盛んに交流が行われています。

白いシャツを着た8人の男性が気でできた楽器を演奏している写真

1998年に西中学校で講演を行った
メキシコ・モレロス州大学マリンバチーム

大多喜町とク工ルナバカ市は、1978年に姉妹都市として提携。以来、大多喜から友好訪問団の派遣、メキシコから少年野球団の表敬訪問など、親交が深められています。

1997年「日本人メキシコ移住百周年」の記念行事が日本、メキシコの両国で盛大に催されました。また同じ年、大多喜町とク工ルナバカ市の姉妹都市締結20周年を記念して、訪問団がク工ルナバカ市を表敬訪問し、現地の文化や習慣にふれて貴重な体験をしました。翌年には、クエルナバカ市からモレロス州大学マリンバチームが来日し、公演を行っています。

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