「令和7年度房総の郷土芸能」で町指定無形民俗文化財「上原神楽囃子」が披露されました

更新日:2026年02月06日

上原神楽囃子

大多喜町指定無形民俗文化財(平成4年指定)

上原神楽囃子は、地元の諏訪神社の秋祭りに神輿とともに山車で区内を渡御し、休憩所で獅子舞を行い、悪魔払いをするお囃子です。このうちお囃子は夷隅地域でよく見られる馬鹿囃子、通り囃子、四調目等を、獅子舞は立獅子と玉獅子を伝承しています。伝来は江戸方面か、勝浦方面かは良くわかっていませんが、十返舎一九の「房総道中記」に大多喜の記載があり、「この宿にて獅子舞の上手なるを見て、災いの悪魔を払う」と記されています。このため、江戸時代の中期頃には現在の大多喜町周辺で行われていたと伝わっています。現在も舞の途中の歌で「悪魔を払うなり」と締めくくります。

上原神楽囃子保存会は昭和52年に伝承の危機感から発足。現在20名の会員にて4月から11月まで月2回の練習を行い、小学校・中学校への出前講演やお城まつり等の町の行事への出演を行っています。

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令和7年度房総の郷土芸能では立獅子の舞、四調目、通り囃子が披露されました。

上原神楽囃子写真3

悪魔を払うなり

上原神楽囃子写真2

山車

上原神楽囃子写真4

房総の郷土芸能(令和8年1月25日実施)

文化財に対する一般の理解と認識を深め、将来への保存・継承活動の推進と地域文化の活性化に寄与することを目的として、千葉県内で平成8年度から実施される事業です。
令和7年度は夷隅・長生地区の6つの民俗芸能が一堂に会し、地域で大切に育まれ、継承されてきた演技・演奏の数々が披露されました。

【出演】

国府台神楽囃子(国府台神楽囃子保存会/いすみ市)、旭進揚操派(上永吉囃子保存会/茂原市)、高師八幡神社お囃子(高師八幡神社お囃子保存会/茂原市)、佐貫季寄(佐貫季寄保存会/睦沢町)、上原神楽囃子(上原神楽囃子保存会/大多喜町)、高山田神楽囃子(高山田神楽囃子保存会/御宿町)

【主催】

房総の郷土芸能実行委員会、千葉県無形民俗文化財連絡協議会、千葉県教育委員会、いすみ市教育委員会、茂原市教育委員会、長柄町教育委員会、長南町教育委員会、睦沢町教育委員会、大多喜町教育委員会、御宿町教育委員会

房総の郷土芸能 チラシ

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