大多喜町ため池ハザードマップの公表にいて
平成30年7月豪雨により広島県を中心に農業用ため池が決壊し、人的被害が発生したことを踏まえ、ため池対策が見直されることとなり、令和2年10月施行の「防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法」により、令和3年4月1日現在、町内23か所のため池が防災重点農業用ため池として再選定されました。
町では県が作成した「浸水想定区域図」を基に、万が一防災重点農業用ため池が決壊した場合に想定される被害範囲や避難所等を記載した「ため池ハザードマップ」を作成しています。(令和3年4月1日現在18か所作成済み、令和4年3月末までに残りの5か所を作成予定)
以下のリンクからダウンロードできるほか、役場農林課にて配布しています。
ため池ハザードマップ
ため池ハザードマップとは、解析ソフトで算出した「浸水想定区域図」を基に、現地の地形や横断構造物等を確認し、浸水範囲のシミュレーションが妥当かどうかを検討したうえで、地元にお住いの皆様からいただいたご意見を反映し、避難所や緊急連絡先、事前に備えておく情報を記載したものです。
ため池ハザードマップ活用方法 (PDFファイル: 782.4KB)
4/441正元谷、5/441堂之谷上、6/441堂之谷下 (PDFファイル: 1.4MB)
8/441関谷新堰、19/441猿田上、20/441猿田下 (PDFファイル: 1.7MB)
12/441新堰、13/441小堰谷、14/441後堰 (PDFファイル: 902.4KB)
(注意)浸水想定区域図は、満水の状態のため池が豪雨や大地震等の影響により、一瞬で決壊して下流に水が流れ出ることを想定し、最大水深、最大流速、歩行困難度がそれぞれのマップに着色別に記載したものです。
(注意)防災重点農業用ため池とは
定義
決壊した場合の浸⽔区域に家屋や公共施設等が存在し、⼈的被害を与えるおそれのあるため池
選定基準
- ため池から100メートル未満の浸水区域内に家屋、公共施設等があるもの
- ため池から100メートル以上500メートル未満の浸水区域内に家屋、公共施設等があり、かつ貯水量1,000立法メートル以上のもの
- ため池から500メートル以上の浸水区域内に家屋、公共施設等があり、かつ貯水量5,000立法メートル以上のもの
- 地形条件、家屋等との位置関係、維持管理の状況等から都道府県及び市町村が必要と認めるもの
(注意)防災重点農業用ため池は、構造自体の危険性により選定されたものではなく、ため池と家屋等との距離、流出した水の浸水深・流速・歩行困難度により選定されています。
更新日:2024年03月29日